中央櫻通りの桜の木が倒れました

倒木にご注意ください


 つくし野桜守りの会
渡辺 啓三
 
 
去る5月21日午後4時前に、突然、中央櫻通りの桜の木が倒れました。
新聞、テレビ等でも報道されましたが、現場の写真を参考までにお届けします。

市は、直ちに全桜並木の精密調査を行い、対策を検討中です。
桜並木の通行に際してはご注意下さい。

桜並木の倒木は一昨年9月の台風時に続き2本目です。
原因はベッコウタケ等による根の腐朽と思われますが、今回は、風も無いのに突然倒れました。

倒木発生時、反対側の歩道を祖母と身重の母親、幼児の3人連れの方々が通行中でした。母親はとっさに難を逃れましたが、前を歩いていた祖母と幼児が倒れた木の下敷きとなり、祖母が怪我をして救急車で運ばれる事故となりましたが、大事に至らなかったことは、不幸中の幸でした。

つくし野の桜並木道路の安全のためには、危ない木の予防的伐採の強化と、再整備事業の早期実施による全体の植え替えが必要と考えられます。
 
 

 
   
5月21日(金)午後4時前、中央櫻通りの南側の並木、東から数えて5本目の木が、風も無いのに、突然倒れました。




   樹高12〜13mの木が幅員12.5mの道路一杯に倒れ、右側の歩道を通行中の方が事故に巻き込まれました。
 
倒れた木は、ご覧のように、枯れ枝も無い、外観上は元気な木です。
春には見事な花を咲かせました。
 
根が腐っていた所へ、葉が生い茂り、水分を吸い上げて頭が重くなっていたことが、倒木の原因と思われます。
   倒れた木の根の状況。

“マツタケの石突”のような状況で、歩道の舗装を壊すことも無く、根こそぎ倒れています。

根は全体的に腐朽していますが、とりわけ、中央から左上にかけて白く見える部分は手で簡単にこそぎ取れるまでにズブズブに腐っていました。
  根の腐れはベッコウタケ等の腐朽菌によるものと思われます。

ベッコウタケ等は、“根上がり”による歩道の補修工事の際に切られた根などから侵入して繁殖し、根を腐らせます。

“根上がり”が起きないように十分な土壌改良をして桜を植えることが、根本的な対策として肝要と考えられます。
 
  倒れた木の根を持ち上げたところ。

幹の太さに対して、根が貧弱なことが良くわかります。
横に張って木を支える太い根は殆ど見られません。
   倒木の跡。
木が植わっていた場所の周辺の舗装は殆ど傷んでいず、約13メートルの大木が立っていた跡とは思えない、あっけない有様です。